「温泉とスパの違いって何?」って聞かれたらあなたは答えられますか。
そう、分かっているようで分からない部分。だからこそ人に聞きにくいテーマですよね。
今回は、その温泉とスパの違いを調査します。白黒はっきりさせてスッキリさせてくださいね。
温泉デートに誘うときにも参考になるかも。
温泉とは…
まずは、あなたに質問です。温泉とは何でしょう。
答えは簡単、源泉のお湯でしょ。
なんて答えてませんか?
その答えではざっくりすぎて、正解とは言えません。
温泉とは、2つの条件のうち一つクリアしていればOK。
まず1つ目の条件は、『源泉の温度が25度以上』です。
2つ目の条件は、
『国が決めた温泉法の数種類ある指定成分のうち、どれか1つでも規定以上入っていれば、源泉の水温より冷たくても、温かくても温泉と認める。』
というものです。
長くて分かりにくいですが、要はリチウムイオン、水素イオン、メタケイ素等、19の指定成分が規定値に達しているもの。
そしてそれが例え25度以下でも温泉と認めるという定義です。
最近「冷泉」と書かれたお風呂を見かけます。それがこの条件なんですね。
スパとは
続いては「スパ」について。
これこそ曖昧な言葉はないですよね。SPAを和訳すると「温泉」です。
じゃあ温泉と一緒という訳ではなさそう。
そもそもスパの語源はラテン語の「Salute Per Acqua(水の力で治療する)」です。
西欧では、療養目的の温泉。でも日本のスパはちょっと意味合いの異なる広まり方をしていますね。
日本スパ協会によると、
『スパは、心、身体、霊性の回復を促進する様々なプロフェッショナルなサービスを通じてトータルな健康を促進するために寄与する。』
との事。簡単にいうと、温浴、水浴をベースにくつろぎと癒やしを与えるものです。
ホテルのスパをイメージすれば分かるはず。あれが日本のスパです。
温泉とスパの違いって何?
温泉とスパの違いは、もうお分かりですね。
温泉とスパは完全に違うもの。
もし彼女に「スパデートしたい」と言われたら、ちょっと高級なデートをねだられています。
予算に応じて温泉、スパデートを楽しんでくださいね。